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北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 01号(創刊号)《送料込》
商品番号:fo0301-001

北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 01号(創刊号)《送料込》
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■編集・発売・発行:有限会社ナチュラリー
■サイズ:A4判変形 19.5cm×29.5cm
■ページ数:64ページ/オールカラー
■発行年月: 2003年 09月18日
■お届け方法:メール便(クロネコヤマト)
※同梱不可
■決済方法:代金引換はお受け出来ません。
[特集]ヒグマ
創刊号の特集は、日本では北海道にしか生息していないヒグマのお話です。
国内最大にして最強の野生獣『ヒグマ』。
古来、アイヌの人々が「キムンカムイ」と崇めた北海道の野生の象徴は、どのような生活をしているのでしょうか。
第一線で活躍するフォトグラファーやイラストレーターなどの魅力あふれる作品を加え、北海道の自然の全貌を余すところなく伝えます。
北海道の大自然をご堪能下さい♪




キムンカムイの素顔

キムンカムイキムンカムイ
キムンカムイキムンカムイ

一般人にとっては、とかく「怖い」「遭いたくない」というイメージが強いヒグマ。
しかし彼らの素性を知るにつれ、その考えがいかに短絡的であるかを思い知ることになる。
かつてアイヌの人々が「山の神」と崇めたのには、やはりそれだけの理由がある。
まずはヒグマのことをよく理解すること。彼らの素性を簡単に紹介してみよう。

生息地 −そう簡単に遭えるもんじゃない


 登山者であれ伐採のために森へ入る人であれ、北海道の山をよく知る人ほどヒグマを極端に恐れない。

 いや、もしかしたら恐れているのかもしれないが、恐れながらもお互いの領分をわきまえ、どんな場所、どんな状況が危険なのかをよくわかっているから、意味のない怖がり方はしない、と言うべきだろう。

 一方、普段は山に入ることなどない一般人が「ヒグマ」の名をどこで聞くかといえば、たいていは新聞やテレビで「出没した」、「畑を荒らした」といったニュースに接するときだろう。
知床にて
サケやマスが天然遡上する河川であれば、秋になると写真のような光景が見られる。しかし、残念ながら今の北海道でそんな流れは絶滅状態に近い(知床にて)
ましてや「人を襲った」というニュースを聞いたりすれば「ヒグマは恐ろしい動物だ」という印象が植え付けられても仕方がない。

 そんなヒグマは、いったい北海道のどこに棲んでいるのだろう?
 
 ヒグマは、山地であれば、ほぼ道内すべての地域に棲息していると言ってよい。

今まではニセコ連峰の東側(アンヌプリから白樺岳くらいまで)や羊蹄山などにはいない、と言われていたが、最近は数年に一度くらいニセコ山塊でも出没情報が聞かれるし、今年6月には羊蹄山の山頂付近でも目撃されて関係者を驚かせた。
ゴミの中のヒグマ
山中や海岸に捨てられるゴミは、時にヒグマを強烈に惹きつける。
ヒグマの執着心の強さは異常なほどで、一度ゴミの味を覚えてしまうと、そこに居着いてしまう可能性が高い(知床にて)


さらに札幌市内でも西区西野(手稲山の東麓)や中央区盤渓(砥石山周辺)などで、毎年のように出没騒ぎが起きている。
全体の頭数は諸説あるが、2千頭〜3千頭というところが一般的だ。

 以上のように、全道にくまなく分布しているヒグマであるが、彼らはシカやキツネに比べると「非常に遭いにくい」動物である。


 試しに大雪山でもどこでもいいから山へ入ってみるといい。
たとえ会ってみたいと思ったとしても、それがいかにむずかしいことであるかがよくわかる。

実際、道内での登山歴数十年という人でも、クマを見た(あるいは遭遇した)という経験の持ち主はそうそう多くない。

 この事実は、ヒグマがいかに警戒心の強い動物であるかを物語っている。

人間はヒグマに遭いたくなくて鈴を鳴らしたり笛を吹いたりするけれど、ヒグマにしても人間に遭いたくないのは同じこと。

その鋭い嗅覚や聴覚で人の気配を事前に察知し、巧みに人を避けながら、ひっそりと暮らしている、というのが本来の姿なのである。


森山 俊
森、動物、川、湖、釣りや自然と「北海道をより深く知りたいと考えるナチュラリストたちのため」のフィールドグラフィックマガジン「RISE」の編集をしている。写真も撮れば、アウトドアライターとして新聞にコラムも持ち、道内の数多くのフィールドを知っている。





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