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北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 04号《送料込》
商品番号:fo0304-001

北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 04号《送料込》
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faura 04号 1冊
■編集・発売・発行:有限会社ナチュラリー
■サイズ:A4判変形 19.5cm×29.5cm
■ページ数:80ページ
(カラー 64P / モノクロ 16P)
■発行年月: 2004年 6月15日
■お届け方法:メール便(クロネコヤマト)
※同梱不可
■決済方法:代金引換はお受け出来ません。
[特集]シマアオジ
創刊4号の特集は、『シマアオジ』です。日本では北海道でのみ見られる鳥シマアオジはかつては北海道の草原でごく普通に見られましたが、ここ数年で激減し一部の地域では絶滅も噂されるほどに希少になってしまいました。姿も声も美しいシマアオジ
そのものの魅力とともに、普通の鳥が消えてしまう現況をリポートします。その他、北海道の大自然をご堪能ください♪




シマアオジを知ろう

シマアオジシマアオジ
シマアオジシマアオジ
■ 北海道の草原に棲む

 シマアオジは、スズメ目ホオジロ科の鳥で、全長約15cm。ほぼスズメ大の小鳥である。

上面の茶色と下面の黄色の配色が美しく、また単調だがさわやかな雰囲気の囀りも情緒に富み、すがすがしい美声である。雄ははっきりした色彩で顔面が黒く、雌は全体に色彩がやや鈍い。

 ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯の草原で広く繁殖し、冬は東南アジアなどの熱帯域へ渡って越冬する。
シマアオジ

日本では基本的に北海道だけで見られる鳥で、北海道の全域が繁殖地となっている(青森県・秋田県で例外的な繁殖記録はある)。

特に海岸草原や高層湿原などの草丈の低い草地を好んで営巣する。

 姿も声も美しいうえ日本では北海道でしか見られないとなればバードウォッチャーに人気があるのは当然である。

シマアオジを見るために初夏の北海道を訪れるバーダーは昔から数多く、最近では全国からのたくさんの鳥見人を北海道に誘う最大の功労者がシマアオジなのだといわれる。

 ちなみに、初夏の北海道の草原はシマアオジだけでなく他にも数多くの魅力ある野鳥たちの繁殖地としてとても魅力ある場所である。

本州で観察しにくい美しい鳥(例えばツメナガセキレイやノゴマ)や北海道では鮮やかな夏羽の姿が見られる鳥(例えばベニマシコやオオジュリン)がとても豊富で、種類数・個体数とも密度が高い。

一大野鳥生息地といえる場所となっている。

■ 遠回りの謎
シマアオジ
 北海道だけで繁殖する鳥といっても、繁殖が終わる秋には日本列島沿いに南下して本州・九州方面で越冬するのが一般的だ。

前出のものではベニマシコやオオジュリンがそれに当る。

さらに日本列島を南下して東南アジアで越冬するものがノゴマなど。ツメナガセキレイは沖縄から東南アジアが越冬地だ。
こうした鳥たちは秋に北海道から日本列島を順に南下して行き、春には同じルートを逆に北上しているわけだから、春秋には渡りの中継地で、また冬には越冬地で観察される。

つまり、夏に北海道でしか見られなくても、その他の季節には日本列島各地に姿を見せるわけである。

 ところが、シマアオジは本州や九州などでは全くといっていいほど観察されない。

石川県の舳倉島や長崎県の対馬など日本海の島で少数が記録される程度で、本土では滅多に姿を見ることはないのである。

これは、彼らの渡りのルートが他の鳥とは異なるからといわれている。 

 つまり、シマアオジは秋になると北海道からまず西へ飛び日本海を越えてユーラシア大陸へ向かう。

そして、大陸に到達した後に南下を始め、中国を経由して東南アジアなど熱帯域の越冬地へ到達するというわけだ。

 なんとも不思議な遠回りをするわけだが、同じ越冬地へ向かうのになぜ日本列島を通らないのか理由はよくわかっていない。

しかし、いずれにしても年間を通して日本では北海道以外では見られない鳥であることがはっきりしている。

シマアオジが「北海道ならではの鳥」「北海道の原野の象徴」などといわれる所以である。

おおはし・こういち(写真家)
1954年東京都生まれ。札幌市在住。早大法学部卒業後楽器メーカー勤務を経て45歳で写真家に転身。日本の野鳥をライフワークとして撮影。書籍・図鑑等への作品提供から雑誌連載、テレビ・ラジオ出演まで多彩に活動。最新著書は「鳥の名前」(東京書籍)。他に写真集「鳥鳴山河」、「日本野鳥写真大全」、自然ガイド「支笏・樽前」など。日本野鳥の会・日本鳥類保護連盟・日本自然科学写真協会各会員。





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