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北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 08号《送料込》
商品番号:fo0308-001

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faura 08号 1冊
■編集・発売:有限会社ナチュラリー
■発行:北国からの贈り物 株式会社
■サイズ:A4判変形 19.5cm×29.5cm
■ページ数:80ページ
(カラー 64P / モノクロ 16P)
■発行年月: 2005年06月15日
■お届け方法:メール便(クロネコヤマト)
※同梱不可
■決済方法:代金引換はお受け出来ません。
[特集]渓流・渓谷
創刊8号の特集は『渓流・渓谷』です。渓流・渓谷は、その景観、生物相、人との関わり等々において独特の魅力ある自然の場所ではないでしょうか。古くから水豊かな日本ではありますが、現代では良好な自然環境の残存という観点から、北海道の渓流・渓谷の魅力はまた格別です。生物の営み、魅惑の風景、そして淡水環境の大切さまで様々な観点から北海道各所の渓流・渓谷の魅力を探ります。その他、北海道の大自然をご堪能ください♪




外来種の脅威3 ホタル放流が環境を破壊する

ヘイケボタル、光の乱舞ヘイケボタル、光の乱舞
ヘイケボタル、光の乱舞ヘイケボタル、光の乱舞
ヘイケボタル、光の乱舞
安易な商業主義が招く生態系の撹乱
ホタルとは?


 夏の風物詩を代表するホタル。

ラジオから本州各地でホタルが舞い始めたという声が聞こえる。

北海道でも7月半ばには飛び始める。

 ホタルの仲間は世界に約2000種、その多くが熱帯に棲んでいる。日本では46種ほどで、多くが琉球列島に生息する。

そのうち成虫が光を発するものは21種。

ヘイケボタルの生息環境例
ヘイケボタルの生息環境例
札幌市西岡水源池

成虫が光らないホタルでも卵や幼虫・蛹は刺激を与えると光る。

北海道にはヘイケボタル、オバボタル、カタアカホタルモドキ、スジグロベニボタルの在来4種しか生息せず、いわゆる光るホタルはヘイケボタルの1種のみ。

ゲンジボタルは生息しない。

 ホタルは水生昆虫と思われているが、そのほとんどの種が陸上のみで生活史を繰り返す陸生昆虫。

幼虫期に水生生活をするホタルは、ヘイケボタル、ゲンジボタル、クメジマボタル、台湾に生息するまだ名前のない1種のたった4種しか確認されていない。
ゲンジボタル
ゲンジボタル 北海道では外来種。
ヘイケボタルとは胸の背中側の紋様が異なり、また体が一回り大きい(写真:戸塚学)


ホタルというとすぐ清流をイメージする人が多いが、ヘイケボタルは清流のホタルではなく、湿原・谷地・水田などあまり流れのない湿地を好む。

餌もゲンジボタルと違い流水を好むカワニナではなく、本来モノアラガイやヒラマキガイといった湿地に生息する在来巻貝を食べる。

清流のイメージが強いゲンジボタルと同じに扱うのは・・・

本誌では外来種の脅威のお話がまだまだ続きます。
続きは本誌「ファウラ」にてお楽しみ下さい。

さいとう・かずのり(自然環境学:水生生物・外来生物)
1962年稚内市生まれ。札幌市在住。水産庁北海道区水産研究所研究員、札幌市埋蔵文化財センター非常勤職員、旭川大学非常勤講師等を経て、道立旭川高等看護学院非常勤講師。フリーランス・キュレーター。滋賀県立琵琶湖博物館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館、札幌市・旭川市・小樽市等道内各地の博物館で企画展の協力、図録執筆、講演等を行っている。





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