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北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 17号《送料込》
商品番号:fo0317-001

北海道ネイチャーグラフィックマガジンfaura 17号《送料込》


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faura 17号 1冊
■編集・発売・発行:有限会社ナチュラリー
■サイズ:A4判変形 19.5cm×29.5cm
■ページ数:80ページ
(カラー 64P / モノクロ 16P)
■発行年月: 2007年09月15日
■お届け方法:メール便(クロネコヤマト)
■決済方法:代金引換はお受け出来ません。
[特集]エゾナキウサギ
創刊17号の特集は、「エゾナキウサギ」です。
「氷河期の生き残り」と言われ、日本では北海道にしか棲まないナキウサギ。それも、空気のきれいな高山の岩場など特定の場所でしか生きていけません。北海道らしい動物の典型例でありながら、常に環境悪化の危機にさらされています。愛らしいその姿や生態を写真でたっぷりお楽しみいただきながら、彼らを守っていくことをご一緒に考えてみたいと思います。
その他、北海道の大自然をご堪能ください♪




奇跡の動物 エゾナキウサギ

「冥想」のポーズ 「冥想」のポーズ
「冥想」のポーズ 「冥想」のポーズ
「冥想」のポーズ(撮影:矢部志朗)


■鳴く
岩のすき間に貯食された植物
岩のすき間に貯食された植物
縄張りを宣言するためや、雄と雌の鳴き交わしなどエゾナキウサギはよく鳴く。

 基本的に雄の声は「キッ」型。

春から夏の繁殖期に出す「キチッ、キチッ、キチッ、キチッ…」という約1秒間隔の10回以上の連続音は最も聞き分けやすい。

岩場によく響く金属的な声である。

雌は「ピィー」型。
「ピュー」「ピィーッ」「キュー」「ピィー」などの単音で、雄のように連続では鳴かない。
貯食のためにせっせと食糧を運ぶ
貯食のためにせっせと食糧を運ぶ
よく鳴くのは、やはり早朝と夕方だが、曇っている日には日中にも鳴く。

風があるとほとんど鳴かない。

秋、繁殖期が終わると雄も連続音で鳴くことが少なくなり、雄と雌を聞き分けるのが難しくなる。

 危険を感じて岩場に逃げ込む時は、雄も雌も「ピュルルル…」と鳴く。

 ちなみに岩の上で雄が「キチッ、キチッ…」と鳴いても、他の個体が岩穴に逃げ込まないことから、危険を感じた時にこのように鳴くことはあっても、警戒を他の個体に伝える働きはないと考えられる。

■子育てと子ウサギの旅
日光浴
日光浴
 普通は年1回出産。春に交尾をして、初夏に1〜5頭の子を産む。
年に2回出産する雌もいる。

出産、子育ては棲みかの中で行われる。

 子ウサギはやがて岩場に姿を見せるようになるが、毛が細く、体の割に顔が大きく見えてあどけないので見分けがつく。

 夏から秋にかけて、親と同じような声で鳴くまで成長した子ウサギは、新天地へと散らばって行く。

しかしほとんどの岩場には、すでにナキウサギが棲んでいる上、移動中には天敵に狙われる。

アメリカナキウサギの研究から、子ウサギの生存率はかなり低いことが知られている。

■天敵
ガレ場に現れた天敵キタキツネ(
ガレ場に現れた天敵キタキツネ
天敵オコジョ
天敵オコジョ
天敵はキタキツネ、エゾクロテン、オコジョ。

空から目を光らせているワシやタカの仲間もいる。

なかでもオコジョは、そのスリムな体型で棲みかへも入り込めてしまうので、エゾナキウサギにとっては脅威になる。

本誌ではまだまだ「特集:エゾナキウサギ」のお話が続きます。
続きは本誌「ファウラ」にてお楽しみ下さい。


いしぐろ・まこと(写真家)
1973年北海道生まれ。富良野市在住。東京農業大学生物産業学部卒業。富良野市博物館に学芸員として勤務の後、写真家として独立。北海道・富良野の森や自然を中心に撮影を続けている。学芸員(自然史)としても活動。日本自然科学写真協会会員。





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