■鳴く |
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岩のすき間に貯食された植物

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縄張りを宣言するためや、雄と雌の鳴き交わしなどエゾナキウサギはよく鳴く。
基本的に雄の声は「キッ」型。
春から夏の繁殖期に出す「キチッ、キチッ、キチッ、キチッ…」という約1秒間隔の10回以上の連続音は最も聞き分けやすい。
岩場によく響く金属的な声である。
雌は「ピィー」型。
「ピュー」「ピィーッ」「キュー」「ピィー」などの単音で、雄のように連続では鳴かない。
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貯食のためにせっせと食糧を運ぶ
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よく鳴くのは、やはり早朝と夕方だが、曇っている日には日中にも鳴く。
風があるとほとんど鳴かない。
秋、繁殖期が終わると雄も連続音で鳴くことが少なくなり、雄と雌を聞き分けるのが難しくなる。
危険を感じて岩場に逃げ込む時は、雄も雌も「ピュルルル…」と鳴く。
ちなみに岩の上で雄が「キチッ、キチッ…」と鳴いても、他の個体が岩穴に逃げ込まないことから、危険を感じた時にこのように鳴くことはあっても、警戒を他の個体に伝える働きはないと考えられる。 |
■子育てと子ウサギの旅 |
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日光浴

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普通は年1回出産。春に交尾をして、初夏に1〜5頭の子を産む。
年に2回出産する雌もいる。
出産、子育ては棲みかの中で行われる。
子ウサギはやがて岩場に姿を見せるようになるが、毛が細く、体の割に顔が大きく見えてあどけないので見分けがつく。
夏から秋にかけて、親と同じような声で鳴くまで成長した子ウサギは、新天地へと散らばって行く。
しかしほとんどの岩場には、すでにナキウサギが棲んでいる上、移動中には天敵に狙われる。
アメリカナキウサギの研究から、子ウサギの生存率はかなり低いことが知られている。
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■天敵 |
天敵はキタキツネ、エゾクロテン、オコジョ。
空から目を光らせているワシやタカの仲間もいる。
なかでもオコジョは、そのスリムな体型で棲みかへも入り込めてしまうので、エゾナキウサギにとっては脅威になる。
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